コーヒーダイエット

コーヒーダイエット コーヒーの効果作用

コーヒーでなぜ痩せる?

コーヒーダイエットというダイエット方法がありますが、なぜコーヒーで痩せることが可能なのでしょうか?今回はその理由を紹介したいと思います。

下記のような痩せる理由が考えられます。

  1. カロリーが低い
  2. カフェインの脂肪燃焼効果
  3. クロロゲン酸の脂肪分解と吸収抑制
  4. 運動能力向上
  5. むくみ解消

カロリーが低い

まず、コーヒー自体のカロリーが非常に低いというものがあります。

コーヒー1杯(150ml)あたり約4kcal

コーラは100mlあたり約45kcalになります。150mlに換算すると約68kcalとなり、コーヒーの約17倍。コーラ1杯でコーヒー17杯相当のカロリーとなります。

カフェインの脂肪燃焼効果

コーヒーに含まれる成分であるカフェイン。カフェインは覚醒作用で有名ですが、脂肪を燃焼させる効果もあるとされています。カフェインはリパーゼと呼ばれる脂肪を分解する消化酵素の分泌を促し活発化させます。

これにより脂肪燃焼効果が期待できるというわけです。

クロロゲン酸の脂肪分解と吸収抑制

コーヒーに含まれる成分であるクロロゲン酸。これもカフェイン同様に、脂肪を分解する効果と同時に、脂肪の吸収を抑えるという働きがあります。これにより、メタボ(メタボリックシンドローム)の予防にも良いとされています。

ただし、クロロゲン酸はコーヒーの焙煎度でその量が減少していきます。浅煎りでは多く含まれていますが、深煎りになると少なくなります。よって、クロロゲン酸を多く摂取したい場合は浅煎りでコーヒーを飲むと良いでしょう。

このように、コーヒーに含まれる成分であるカフェインとクロロゲン酸の効果がダイエットに良いとされている大きな理由です。

運動能力向上

さらにコーヒーには運動能力を向上させるという効果もあります。これもカフェインによるものです。運動を行う20〜30分前にコーヒーを飲むことでその効果を発揮します。実際にアスリートの間ではコーヒーは人気の飲み物になっているようです。

ダイエットには運動が良いので、これもコーヒーのダイエット効果を後押ししていると言えます。

むくみ解消

コーヒーには利尿作用があります。これもカフェインによるもので、腎臓の血管が拡張することで、血液のろ過量が増えます。それにより排出される尿の量や回数も増えるという仕組みです。

コーヒーの利尿作用

むくみの原因となっている水分も排出されることで、むくみ解消に良いとされています。脂肪とは違いますが、むくみは太って見える原因でもあるので、それがスッキリすると痩せて見えるという効果が期待できます。

ダイエット目的のコーヒー

コーヒーがダイエットに良い理由を述べてきましたが、飲み過ぎには注意が必要です。カフェインの取り過ぎは体に良くありません。

ダイエット目的なら1日3杯までに抑えたほうが良いでしょう。また、ダイエットには運動を取り入れ、運動を行う20分〜30分前にコーヒーを飲むとより効果的です。

脂肪の分解や抑制という効果を活用するなら、食事とコーヒーの組み合わせも良いですね。ただし、空腹時のコーヒーは胃が荒れるリスクもあるので、その点も考慮しなければなりません。

このことから1日3杯飲むスケジュールを考えてみましょう。

コーヒーダイエット

仕事などスケジュールは人それぞれ違いますが、参考にどうぞ。

1杯目 朝食後

朝食後、コーヒーを飲む。20分後、ウォーキング。早起きしてウォーキングの時間を作ることができれば、健康にも良いですね。

しかし、ウォーキングする余裕がなければ、一つ前の駅で下車して歩くなど、通勤を上手く上手く運動の時間にするなど工夫すると良いでしょう。

2杯目 昼食後

昼食後、コーヒーを飲む。20分後、お昼休み終了までウォーキング。脂肪燃焼に良いですね。

3杯目 運動前

夕方、ジムで運動する前のコーヒー。仕事が終わってすぐにコーヒーを飲んで、そのままジムで運動できればベストですね。

コーヒーダイエットのポイントは、「コーヒー+運動」です。運動は健康にもいいので、健康促進しながらダイエットもできれば一石二鳥ですね。

それでは、今日もコーヒーで脂肪を燃やしましょう!