珈琲用語辞典

珈琲用語辞典

コーヒー用語一覧

コーヒーに関する用語を紹介しています。

仕事専用コーヒーとは

あらたな日、あらたな珈琲。にて販売されている珈琲。ビジネスの現場で役に立つコーヒーをテーマに、コーヒーをビジネスツールとして考えるコーヒーを提案している。→お店に行ってみる

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味覚用語

コーヒーの味の表現に使われる用語。

  • 甘み
    甘さを表す。焙煎前の甘み成分は、焙煎後に減少する。また、焙煎の仕方で減少量が増したり、ドリップの仕方、豆の酸化などでも甘みは減少する。
  • 酸味
    酸っぱさを表す。そもそもコーヒーの実は果実なので、果物と同じ性質の酸味を持っている。焙煎の仕方、ドリップの仕方、豆の酸化でも変化するが、豆の種類で酸味の強弱が現れやすい。
  • 苦味
    苦さを表す。焙煎によって苦味が強くなったり、弱くなったりする。焙煎時間が長いほど苦さは増していく。
  • コク
    味の強さを表す。ボディ感が強いとも表現される。コクが強いとカフェオレにしても美味しい。
  • キレ
    後味を表す。キレが強いと、後味がよくさっぱりと感じる。キレが弱いと、苦味やエグミが残りやすい。
  • 香り
    ニオイす。焙煎後に香りは強くなるが、日が経つにつれ香りは失われていく。ドリップバッグ珈琲で香りが感じられないのは、焙煎後からの時間が経過している場合が多い。

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ボディ用語

コクを表す表現として「ボディ」という言葉が使われる。フルボディ・ミディアムボディ・ライトボディと3つの言葉で味が表現されることが多い。

  • フルボディ
    コクが強い。しっかりとコーヒーの味が口の中に広がり、後味も感じられる。「重たい」「濃い」「ストロングテイスト」などの表現が使われることもある。
  • ミディアムボディ
    程よいコクが感じられる。コクが強すぎず弱すぎず、万人受けしやすいので、喫茶店ではミディアムボディのコーヒーを出しているところが多い。
  • ライトボディ
    スッキリとした味わい。後味があまり残らない。「軽い」「スッキリ」「ライトテイスト」などの表現が使われることもある。

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焙煎用語

焙煎とは

コーヒー豆を煎ること。英語でロースト

浅煎りとは

短い時間焙煎した豆。ライトロースト、シナモンロースト、ミディアムローストがある。

  • ライトロースト
    浅煎りの中で最も焙煎時間が短い。1ハゼ開始直後の焙煎状態。コクも香りも薄い。酸味は強い。
  • シナモンロースト
    1ハゼの途中での焙煎状態。珈琲の香りを感じられるが、酸味は強い。
  • ミディアムロースト
    1ハゼ終了時の焙煎状態。珈琲の香りとほどよい苦味を感じられる。

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中煎りとは

浅煎りと深煎りの間の時間で焙煎した豆。中煎りと中深煎りに分けることができる。ハイロースト、シティロースト、フルシティローストがある。

  • ハイロースト
    中煎り。1ハゼ終了と2ハゼ開始前の間での焙煎状態。コクが出てくる。まろやかさも感じる。
  • シティーロースト
    中深煎り。2ハゼ開始時の焙煎状態。コクと酸味のバランスがとれる。
  • フルシティーロースト
    中深煎り。2ハゼの途中での焙煎状態。酸味が弱く、苦味が強調される。

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深煎りとは

長い時間焙煎した豆。フレンチロースト、イタリアンローストがある。

  • フレンチロースト
    2ハゼ終了時の焙煎状態。コクと苦味が強調される。酸味はほとんど感じない。
  • イタリアンロースト
    2ハゼ終了後もしばらく加熱した状態の焙煎状態。苦味が強調される。酸味は感じない。

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1ハゼとは

コーヒー豆を焙煎することで、コーヒー豆が膨張し、破裂する音のこと。パチパチという音が鳴る。

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2ハゼとは

1ハゼ以降、焙煎を続けると、さらにコーヒー豆が膨張し、破裂する音のこと。ピチピチと1ハゼより小さい音になる。

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コーヒーノキとは

アカネ科コーヒーノキ属に属する植物の総称。白い花を咲かせ、実をつける。その実がコーヒーチェリーであり、種子がコーヒー豆となる。

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コーヒーチェリーとは

コーヒーノキになる実のこと。完熟すると赤くなる様子がさくらんぼに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれている。この実の中に、2粒の種子が入っている。それがコーヒー豆。

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コーヒーベルトとは

コーヒーは赤道を中心に南緯25度から北緯25度の地域で栽培されている。栽培されている地域を結ぶとまるで地球がベルトを巻いている状態になることからコーヒーベルトと呼ばれている。

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カッピングとは

コーヒーの品質、味、香りを評価すること。ワインで言うテイスティング。ハンドドリップなどでは淹れた人の技術により味が異なるため、全て同じ条件で淹れる必要がある。耐熱グラスに複数用意し、挽いたコーヒー豆を入れる。その中にお湯を注ぐ。3〜4分後、浮いている泡やカスを取り、スプーンでコーヒーをすくってすすって味を評価する。

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フェアトレードとは

公平な貿易を意味する。発展途上国の生産者と適正な価格で取引をして、生産者の生活の改善を目指すための仕組み。さらに詳しく見るには下記より↓

フェアトレードとは

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