シルバースキン
焙煎したコーヒー豆の表面や、豆のセンターライン上に薄茶色の皮みたいなものがあるのを見たことがありませんか?
上の写真のセンターライン上にシルバースキンがあります。
コーヒー豆の表面にある薄皮のことを呼びます。焙煎した後に大量に発生します。チャフとも呼ばれています。
大部分のシルバースキンは、焙煎後にコーヒー豆から剥がれ落ちますが、全てがキレイに落ちるわけではなく、センターライン上に残ります。
シルバースキンは有った方がいい?
「シルバースキンは雑味を生む」と言う人もいれば、「シルバースキンもコーヒーの個性」と言う人もいます。シルバースキンは全て取り除かなくてはいけないというルールがあるわけでもありません。
また、全て取り除くには、コーヒー豆を砕いて、内側にあるシルバースキンも取り除かなければなりません。しかも1粒1粒です。
試しに、焙煎した豆がありましたら、1粒センターラインから豆を割ってみてください。中からシルバースキンが出てくるハズです。上の写真の左がシルバースキン、右が砕いたコーヒー豆です。シルバースキンを取り除く作業を飲む度に行っていたら、非常に手間と時間がかかります。そこまでこだわりたい人は、やる意味もあるかもしれません。
が!
問題は味です!シルバースキンを取り除くことでコーヒーは美味しくなるのか!?もし、美味しくなるのであれば取り除いて究極の一杯を作ることもありでしょう。
シルバースキンありなし飲み比べ結果
そこでシルバースキンありなしで飲み比べてみました!
シルバースキン1杯分取り除くのにかかった時間は18分。面倒くさかったです(笑)。
味の違いは?
正直、そこまで差はありません!これで歴然とした差が付いていれば、こちらの方が良い!と判断できるのですが、味の差は明確には分かりませんでした。
シルバースキンなしの方が、気持ち「薄い?軽い?クリア?」になった印象はありました。雑味がなくなったからでしょうか?
だからと言って、シルバースキンありの方は、雑味があってまずいわけではありませんでした。「普通に美味しい」と感じます。
うーん…これは微妙です。
これは好みの問題でしょうか?でも、私的には20分かけて1粒ずつシルバースキンを取り除いてまで、飲むものではないというのが正直な感想です。
シルバースキンから抽出される成分も合わせて、1杯のコーヒーとして味わった方が私は良いと思います。これは完全に好みの問題ですね。
もし、あなたも時間があるときに、シルバースキンを取り除いて飲み比べをしてみるのも面白いかもしれません!
それでは、今日は豆を砕いてシルバースキンを取り除きましょう!