アイスコーヒーと水出しコーヒーの違い
喫茶店やカフェのメニューでよく見かける水出しコーヒー。見た目は普通のアイスコーヒーです。アイスコーヒーと水出しコーヒーは何が違うのでしょうか?
実は違いはなく、アイスコーヒーの中の水出しコーヒーという認識になります。
アイスコーヒーの作り方は大きく3つに分けることができます。
- ドリップしたコーヒーを急冷却して作る方法
- 挽いたコーヒー豆を水に浸して作る方法
- 挽いたコーヒー豆にウォータードリップして抽出する方法
以上の3つの方法で作られたコーヒーは、どれもアイスコーヒーになります。その中の2番と3番の方法で作られたアイスコーヒーが水出しコーヒーとなります。
1番の作り方はお湯でコーヒーを抽出し、氷で急速に冷やしてアイスコーヒーにします。そのため、氷が溶けてしまいコーヒーの味が薄まるというデメリットもありますが、時間をかけずにすぐにアイスコーヒーを飲むことができます。
2番と3番の方法では、お湯ではなく水でコーヒーを抽出するため、氷を使う必要がありません。そのため氷によって味が薄まることはありません。しかし、水で時間をかけてコーヒーを抽出するため、飲むまでに時間がかかるというデメリットがあります。
水出しコーヒーを作る器具
挽いたコーヒー豆を水に浸して抽出するか、挽いたコーヒー豆に水をドリップして抽出するかに分かれます。
挽いたコーヒー豆を水に浸して作る器具
下記のような器具を使うことで、挽いたコーヒー豆を水に浸して、コーヒーを抽出することができます。
HARIO (ハリオ) 水出し コーヒーポット 1000ml コーヒードリップ 8杯用 ブラウン MCPN-14CBR | HARIO (ハリオ) コールドブリュー コーヒージャグ 水出し CBS-10HSV | HARIO (ハリオ) フィルターイン コーヒーボトル 650ml ショコラブラウン FIC-70 CBR |
挽いたコーヒー豆にウォータードリップして抽出する方法
下記の器具を使うことで、挽いたコーヒー豆に水でドリップして抽出することができます。
水出しコーヒーの味
じっくりと時間をかけて水を使って抽出するため、雑味や苦味が抑えられ、サッパリとしたまろやかな味わいになります。
同じ深煎りの豆を、お湯でドリップする時の味わいと比べると、苦味が抑えられているのが非常によく分かります。
また、酸化しにくく、冷蔵庫に入れておけば数日間保存も可能です。1日、2日ではほとんど味の劣化を感じずに美味しく飲むことができました。
作るのに時間はかかりますが、作り置きができるという点で、何杯も飲めるというトータルで考えると実は手間はあまりかかりません。
それでは、暑い夏にはアイスコーヒーをゴクゴク飲みましょう!