オフィスでハンドドリップ
会社のオフィスでハンドドリップでコーヒーを淹れることは可能でしょうか?
- 休憩を自分の裁量でとることができる
- ハンドドリップをしていても「美味しそう〜」「いい香り〜」という声が出る社風
- あなたが経営者/オフィス環境を作る立場にある
そんな会社なら、オフィス内でハンドドリップしたコーヒーを淹れることもできるでしょう。
オフィスハンドドリップのメリット
缶コーヒー、コンビニコーヒーなどとは違って、オフィスで自分の手で淹れるコーヒーはどんなメリットがあるのか?
- コーヒーのいい香りが漂って周りにも癒やしを与える
- 挽きたて淹れたて、そして自分で作るなら美味しいに決まっている
- 仕事の合間の休憩が極上の時間へと変わる
- 休憩後、やる気と集中力アップにつながる
つまり、コーヒーの質と休憩の質を高めることができるのが大きなメリットではないでしょうか。
オフィスハンドドリップのデメリット
もちろん、デメリットもあります。缶コーヒーやコンビニコーヒーのように、お金を払ってすぐに飲めるというものではありません。
- ハンドドリップするためのコーヒー器具が必要
- 淹れるまでに時間がかかる
- 電動ミルを使うと音がうるさい
- 後片付けが必要
手間暇がかかるという点が大きなデメリットではないでしょうか。
必要最低限コーヒー器具
ハンドドリップでコーヒーを淹れる際、必要最低限どんなコーヒー道具があれば良いのか考えてみましょう。コーヒー豆、水、コップは事前にあるとします。それ以外でハンドドリップする際に必要な道具とは?
1.湯沸かし器
やかんやティファールなどのお湯を沸かす道具は必須です。
2.ミル
コーヒー豆を挽くのに必須です。電動と手動があります。
3.ドリッパー
コーヒーを抽出するために必須の器具です。
4.ペーパーフィルター
ドリッパーにセットし、この中に挽いたコーヒー豆を入れます。ドリッパー同様にコーヒーを抽出するために必須です。
以上の4つのコーヒー器具が必要最低限なければ、コーヒーを淹れることができません。が、以上の4つの道具さえあればハンドドリップでコーヒーを飲むことができます。
最短で淹れる方法
ハンドドリップで最短でコーヒーを淹れる方法を考えてみましょう。
- ドリッパーをカップの上に置き、ペーパーフィルターをセットする
※直接コーヒーカップにドリップするため - お湯を沸かす
- コーヒー豆を挽く
※お湯を沸かすと同時に挽き始める - 挽いたコーヒー豆をペーパーフィルターの中に入れる
- お湯を注いでドリップする
以上の流れでハンドドリップが可能です。ハンドドリップというと一見とても手間がかかるような気がしますが、実際にやってみると道具さえ揃っていれば簡単です。慣れるほどさらにスムーズに淹れることができるようになるでしょう。
1つ道具を追加するだけでより美味しくする方法
私も、上記の方法で何百回とハンドドリップをしてきましたが、ある1つの道具を加えるだけで、淹れやすさが格段に上がります。美味しさもアップです。それが、このワンドリップポット。
こいつの優秀さには目を見張るものがあります。
- 驚くほどコンパクト
- 点滴ドリップができるくらいの精巧な注ぎ口による、注ぎやすさ
- 1杯分の目安となる150mlの目盛り付き
これをどの段階で使うか?
- ドリッパーをカップの上に置き、ペーパーフィルターをセットする
直接コーヒーカップにドリップするため - お湯を沸かす
- コーヒー豆を挽く
お湯を沸かすと同時に挽き始める - 挽いたコーヒー豆をペーパーフィルターの中に入れる
- 沸かしたお湯をワンドリップポットの中に入れる
- ワンドリップポットでお湯を注いでドリップする
5と6でワンドリップポットを使います。やかんやティファールなどの湯沸かし器は、注ぎ口が広く大きいため、お湯を注ぐとドバっと出てしまいます。これがハンドドリップでは良くありません。美味しく入れるには、蒸らしを行って、ペーパーフィルターに直接お湯がかからないようにしながらお湯を入れることが大切です。
それが簡単にできるのがこのワンドリップポット。私も愛用しています。絶対の自信を持ってオススメできるコーヒー専用の1人用ポットです。
もう少し詳しく見てみたいかも?と思ったら下記ページをご覧ください。ワンドリップポットについて詳しく解説しています。
実際にハンドドリップの時間を計測してみた
準備するもの
コーヒーカップ、水150ml、コーヒー豆10g、ドリッパー&ペーパーフィルター、電動ミル、ティファール、ワンドリップポット
- コーヒー豆を挽く
- ドリッパーをコップの上に乗せ、ペーパーフィルターをセット
- 挽いた豆をペーパーフィルターの中に入れて、お湯を注ぐ準備完了
2分〜3分30秒
お湯が沸いたので、ワンドリップポットにお湯を入れます。湯温は89度で淹れることにしました。ワンドリップポットにお湯を注ぎ、1分15秒待って89度まで下がりました。(温度計を使用)
3分30秒〜
ハンドドリップ開始
5分25秒
抽出完了
5分25秒~
ペーパーフィルターとドリッパーを片付け
6分
ドリップコーヒーを一口飲む
ハンドドリップの準備から一口飲むまで約6分間かかりました。コンビニにコーヒーを買いに行って戻ってくるまでの時間と比べると、圧倒的に早く飲めると思います。
意外に時間がかかっていたのは、お湯が目安の温度になるまでの1分15秒でしたね。それがなければ、5分で飲むことができることになります。
実はこの温度を待つ時間をゼロにすることができる湯沸かし器があります。
ハンドドリップを更に時短するケトル
HARIO(ハリオ) V60 温度調整付きパワーケトル Buono(ヴォーノ) EVKT-80HSV
この湯沸かし器は、デジタルで温度が分かるようになっており、事前に設定した温度になるとアラームがなって知らせてくれるという優れものです。
私も自宅に1台持っています。便利なのですが、職場に置いておくとなると邪魔なので、自宅専用です。
これを使えば、89度に設定すると、湧いた直後からドリップできるので、1分15秒が短縮になります。
オフィスではおしゃれでコンパクトな温度計
デジタル機能付きのケトルが必要ないという人でも、温度計は持っておいて損はありません。コーヒーの味は温度によって変わりますからね。ちなみに私が使ったのはこのデジタルサーモメーター。
これがあれば、淹れる温度も自由自在です。細長くて邪魔にならないので、オフィスでも簡単に収納できます。
まとめ
ハンドドリップは、なんだか面倒というイメージがありますが、道具さえ揃ってしまえば、簡単です。開始から一口飲むまでの時間はおよそ6分間。その6分間は、仕事のことも忘れることができるので、気分転換にはピッタリだと思います。
より美味しく淹れるポイントは
- ワンドリップポットを使う
- 湯温を測る
この2つで味もグレードアップです。
あなたもオフィスでハンドドリップ楽しんでみませんか?自分で淹れるコーヒーは本当に美味しいです!
それでは、よいオフィスハンドドリップタイムを!