コーヒーで脳を活性化
会議やミーティングでは、何を一番使いますか?
ペンとノート?タブレット?ノートパソコン?プロジェクター?ホワイトボード?
いいえ、頭を一番使いますよね。つまり脳です。貴重な業務時間を使って行う会議やミーティング時に、頭が働かずボーっとしていては時間が無駄になってしまいます。
脳をフル活用して会議に望みたいですよね。
会議は出来るだけ短く
会議の時間はできる限り短い方が効率が良いです。会議室を1時間取ったら、1時間めいっぱい会議に使う必要はありません。30分で終わるのであれば終わらせた方が良い。
と、そんなことは誰もが分かっていても、実際会議になると大抵の場合は1時間かかっていませんか?下手したら1時間では終わらずに時間延長ということもあります。白熱して、時間がかかってしまうなら仕方ありませんが、実は脳が勝手に1時間で終わるように調整しているということもあります。
人間の脳は不思議なもので、与えられた時間内でピッタリ収まるように調整しようとします。
最も分かりやすい例が「締切効果」ですね。
たとえば残り1時間で、クライアントに提案書を出さないといけない。となった場合、大抵1時間で完成させることができますよね。その時の集中力や意欲は非常に高くなっていると思います。脳が1時間で終わらせるために働いているからです。
しかし、同じ提案書でも提出まで残り3時間あった場合、1時間で作り終えることはできません。おそらくピッタリ3時間後に作り終えると思います。これは脳が3時間で終わらせるために働いているからです。
「まだ時間があるから良いか」「明日やればいいか」と後回しにして、脳はサボろうとします。それが仕事だったら、生産性はダウンし、非効率になります。
よって、効率的に会議を行うにはまず「時間を短くする」という方法があります。
いままでの会議は1時間だったのを半分の30分にする。そうなると話が脱線することも減り、高い集中力で会議を進めることができるようになります。
コーヒーの力を借り、会議の質を高める
コーヒーを飲みながら会議やミーティングを行ったことってありませんか?なぜ、コーヒーを飲むのでしょう?
眠気防止?頭をスッキリさせるため?喉が渇くから?などの目的も考えずに、ただなんとなく飲んでいたということが多くありませんでしたか?
コーヒーをビジネスツールとして活用する場合は、コーヒーを飲む目的を自分の中で明確にしておくと、より効果を実感しやすくなります。
ポイントは「脳にコーヒーを飲む目的をしっかり認識させること」です。
- 会議中の眠気防止のために飲む
- 脳を活性化させて、会議の質を高めるために飲む
- 集中力を高めて時間内に会議を終わらせるために飲む
などのように、目的を持ってコーヒーを飲むことで、効果を実感しやすくなります。会議が始まる15分20分前に飲んでおくと、ちょうど会議が始まる頃にコーヒーの効果が表れてきます。
コーヒーを活用したオススメ会議法
「会議の時間はできるだけ短く」とする場合に、オススメなのがスタンディング会議です。
立ったまま会議やミーティングを行います。
これにより、椅子にもたれ掛かってダラけてしまうことがなくなります。会議が長くなればなるほど足が疲れるので、早く終わらせようという意識が働きます。また、立ち上がることで血流も良くなります。そして、眠気が大幅に軽減されます。
そして、そこにコーヒーをプラスすることで、よりクオリティの高い会議へと引き上げます。
コーヒーを会議が始まる前に飲んでおくことで、立ちあがって会議をするときには、眠気を感じずに、頭は冴え、ますます脳が活性化した状態で会議に臨むことができます。
会議中にコーヒーを飲むのも良いでしょう。立ちあがっているので眠気防止にカフェインの力をあまり必要としません。その時のコーヒーを飲む目的は「コーヒーで適度にリラックスをしながら、冴えた頭で会議を行う」ことになります。
このように、会議やミーティングにコーヒーを目的意識を持って取り入れることで、質の高い会議が実現できます。ぜひ、試してみてください。コーヒーありとなしで試してみると、その違いに気づきやすくなりますよ。