コーヒーの銘柄とは

コーヒー銘柄 コーヒー基礎知識

コーヒー銘柄の由来

コーヒーの銘柄ってなに?

コーヒーにはいろいろな種類があって、いろんな名前があることは分かるけど、国の名前もあれば、よく分からない名前もある。名前の由来は何?という、疑問を持ったことはありませんか?

コーヒーの銘柄とは
英語でブランド。コーヒーに付けられた商品名、名称のこと。

銘柄は下記のように付けられます。

国の名前が銘柄になっているコーヒー

  • グアテマラ
  • ブラジル
    ※「ブラジル サントス」とも呼ばれる。サントスはブラジルの港の名前。

栽培地方・地区から付いた銘柄

山の名前から付いた銘柄

生産国 銘柄
ジャマイカ ブルーマウンテン
※実在する山の名前
タンザニア キリマンジャロ
※実在する山の名前
エクアドル アンデスマウンテン
※実在する山の名前

地方や地区から付いた銘柄

生産国 銘柄
エチオピア モカシダモ、モカハラー、モカジンマ、モカ イルガチェフェ
※シダモ地方、ハラール地方、ジンマ地方、イルガチェフェ地区
イエメン モカマタリ
※バニーマタル地区。
エチオピアとイエメンのモカとは、イエメンにあるモカ港から付けられた
インドネシア トラジャ、カロシ
※トラジャ地方、カロシ地区
アメリカ ハワイ ハワイ・コナ
※コナ地区

コーヒーとは別の有名な産地からの銘柄

生産国 銘柄
キューバ クリスタルマウンテン
※水晶が採れる山岳から付けられた
コロンビア エメラルドマウンテン
※コロンビアがエメラルド産出量世界一であるから付けられた。また、宝石のように高級な豆という意味も込められている。

その他の理由で付いた銘柄

生産国 銘柄
インドネシア スマトラ島 マンデリン
※マンデリン族が栽培を始めたことから付けられた
インドネシア コピ・ルアク
※ジャコウネコの糞から採れるコーヒー銘柄。コピはコーヒー、ルアクはジャコウネコから付けられた

コーヒー銘柄の表記

コーヒーの銘柄は、生産国や収穫された地域などの名前から由来されて付けられている場合が多いことが分かりました。

そんなコーヒー銘柄ですが、下記のような表記を見たことはありませんか?

  • グアテマラSHB
  • ブラジルNo.2
  • マンデリンG1
  • キリマンジャロAA

銘柄の後ろにSHB、No.2、G1、AAなどのローマ字と数字が付いていることがあります。これは何でしょうか?

実はこれはコーヒー豆が格付けをされた、グレードを示しています。等級が分けられているわけです。

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓

コーヒー豆の等級(格付け)とは

コーヒーの銘柄について理解が深まったでしょうか?

今まで漠然としていたコーヒーの名前が、銘柄について知ることでコーヒー豆を選ぶ際に産地のイメージが湧いてくると思います。

それでは、今日も世界の味を楽しみましょう!