シングルオリジンコーヒーとは

シングルオリジンの意味
コーヒーはコロンビア、ブラジル、エチオピアなど産地の名前で通常呼ばれています。シングルオリジンとはこれらの豆の産地のさらにズームインしていることを意味しています。つまり、国や産地ではなく、農園など生産者の顔が見えるコーヒーのことです。

日本のスーパーでも野菜売り場などで、農家の人の顔写真が出ているのを見かけたことはありませんか？長野産の野菜として捉えるのではなく、○○農園の○○さんが作った野菜と捉える。分かりやすくいうとシングルオリジンとはそういう意味を持っています。

シングルオリジンの見分け方

生産者の顔が見えるのがポイントです。どこで作られたのか明確に分かるコーヒーです。

シングルオリジンであれば、コーヒーを作っている農園の人の顔と名前が紹介されていることもあります。

どの国の、どの地域の、どこの農園で、どんな品種で、誰が、どういった生産処理で作ったコーヒーなのかが記されていたりもします。

簡単に見分ける方法は「農園」というキーワードが書いてあるかどうか。

大抵のシングルオリジンには「○○農園」と、コーヒーを栽培している農園名が書かれています。

シングルは日本語で「単一」。つまり、単一の産地、単一の品種、ブレンドされていない一種類のストレートであることを意味しています。

オリジンは日本語で「原点」という意味です。つまり、珈琲豆が作られた原点が分かるコーヒーであるとも言えますね。

日本に置き換えると「埼玉県所沢市の○○農園の鈴木さん夫婦が作った無農薬のトマト」がシングルオリジンというイメージです。

農園ごとに味が違うので、美味しいコーヒーを探す楽しみがさらに増えますね！ストレートで美味しいコーヒーを探す。ブレンドコーヒーで美味しいコーヒーを探す。そしてシングルオリジンで美味しいコーヒーを探す。

ほんと珈琲は一生楽しめる飲み物ですね！