コーヒーと口臭

コーヒーと口臭 ビジネスツールの珈琲

口臭の原因になるコーヒー

コーヒ−をビジネスツールとして活用する場合、気をつけておきたことがあります。それが「口臭」です。コーヒーは口臭が臭くなる原因になる場合もあります。

お客さんとの打ち合わせや会議など、密室に近い空間ですと余計に口臭は気になりますよね。他人の口臭は分かりやすいですが、自分の口臭となると気づかないこともあります。だから余計に気をつける必要があります。

コーヒーが口臭の原因となる理由

原因として3つ考えられます。

  1. コーヒーの微粒子が舌に付着して残るため
  2. 唾液の量が減るため
  3. 胃が荒れてしまうため

これによりいわゆるコーヒー臭が発生してしまいます。コーヒーアロマでいい香りと思って飲んでいても、時間が経過すると悪臭になってしまうのはちょっと怖いですね。

コーヒーの微粒子が舌に付着して残るとは

コーヒーは豆を細かく粉砕して、コーヒー成分を抽出しますが、それと同時に微粒子となったコーヒー豆も同時に抽出されます。コーヒーを飲むとその微粒子も口に入ります。そのときに舌に付着するのです。そのまま放置すると、口臭の原因となります。

なぜ唾液の量が減る?

コーヒーに含まれるカフェインの作用により、唾液量が減ります。唾液が減ることで口の中が酸性に傾きます。酸性の状態では菌が繁殖しやすくなりそれが口臭の原因となります。さらに、コーヒーは酸性に近い飲み物なので、口の中がより酸性に傾きやすくなります。

コーヒーで胃が荒れる

空腹時にコーヒーを飲むと、胃が荒れやすくなります。その理由は、クロロゲン酸によるものです。クロロゲン酸は胃酸の分泌を促します。胃の中に食べ物が入っていれば良いのですが、空腹の場合は胃酸が多くなり、口臭発生の原因となります。

 

コーヒー臭を消臭する方法

まず、コーヒーの粒子の付着と唾液が減ってしまう場合の対策ですが、簡単です。水で解決できます。

水で口をすすいだり、飲むことで、舌に付着したコーヒー粒子を取り除くことができます。それにより水分補給ができ、口の中の乾きも抑えることができます。つまり、コーヒーを飲んだ後に水を飲むことで口臭を抑えることができるわけです。

もっと本格的に対策をしたい場合は、歯磨きをする。舌磨きをするなどの方法もあります。口の中が酸性ならばアルカリイオン水を飲んで、中性に戻すという対策も考えられます。また、ガムを噛むことで唾液の分泌を促すことも可能です。ニオイが気になる場合は、それらの方法も実施してみると良いでしょう。コーヒーを飲んだら飲みっぱなしにしないことが、口臭を抑えるポイントです。

胃が荒れることによる口臭を抑えるにはどうしたらいいのか?こちらも簡単です。空腹時にコーヒーを飲まなければ対策できます。コーヒーを飲むタイミングとして多いのが朝ですが、その場合は、朝ごはんのタイミングで飲むと良いでしょう。

ビジネスの現場ではコーヒーと水のセット

ビジネスシーンでコーヒーを飲むことは非常に多いと思います。そんなときにデスクの上に完備しておきたいのがペットボトルなどの水です。

仕事中に水分が不足すると、ダルさを感じたり、集中力が低下したりします。コーヒーは頭をスッキリさせ集中力を高める効果があるとされていますが、そのコーヒーが逆に集中力を下げる原因になってしまうこともあります。

なぜならばコーヒーには利尿作用があるためです。トイレが近くなります。すると水分が失われ、脱水症状に近い状態になってしまいます。一気に水分不足になる可能性があります。だからこそ、水を飲むことが大切になってきます。水を飲むことは口臭だけでなく、脱水症状を予防する効果もあります。

コーヒーを飲んだから水分補給できたと思うのは大きな間違いで、コーヒーを飲んだから水分を補給する必要があるのです。

よって、コーヒーを仕事に活用するならば、コーヒー+水のセットで飲むようにしましょう。