エスプレッソとコーヒーの違い
エスプレッソは普通のコーヒーに比べて濃くて苦い。というのが一般的な味の違いです。同じコーヒー豆を使っても、エスプレッソとハンドドリップで淹れたコーヒーでは味が変わります。
それは、コーヒーの抽出方法に大きな違いがあるからです。
エスプレッソは専用のエスプレッソマシンを使い、蒸気によって圧力をかけてコーヒーを抽出します。
喫茶店やカフェでは電気式のエスプレッソマシンを使って抽出しますが、家庭用として直火式のモカエキスプレスを使っても抽出することができます。
直火式 エスプレッソメーカー
 ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス |
 直火式エスプレッソメーカー 「エリー」 (2カップ用) |
このような直火式のエスプレッソメーカーは、直接火にかけることで、蒸気を生み出して、圧力をかけてコーヒーを抽出します。しかし、圧力は弱いので、濃さや苦さはエスプレッソマシンには劣ります。
しかし、ドリップしたコーヒーにはないコクを楽しめるのと、エスプレッソマシンのように高価ではないので手に入りやすく、コンパクトなサイズなので邪魔にもなりません。
手軽にエスプレッソを楽しめるのが魅力です。
エスプレッソの特徴
ドリップコーヒーと比べて、エスプレッソにはどんな特徴があるのでしょうか？
- 焙煎度合いは深煎り
- 挽き方が極細挽き
- 蒸気で圧力をかけて抽出する
- 1杯分は約30cc
- 非常に濃くて苦味がある
- 酸味はない
- ドリップコーヒーよりもカフェイン量が少ない
以上のような点が、ドリップコーヒーとの違いです。
エスプレッソの飲み方
あなたはエスプレッソを飲むとき、どんな風に飲んでいますか？
エスプレッソの本場イタリアでの飲み方
- スプーンに砂糖を山盛りにすくって1杯入れる
- クレマと呼ばれる表面の泡に砂糖が乗り、ゆっくりと沈んでいく様子を眺める
- かき混ぜても良いが、クレマがなくならないように気を付ける
- 時間をかけてゆっくり飲むのではなく、素早く飲む
- 溶け切らなかった砂糖をスプーンですくって食べる
これがイタリアでのエスプレッソの飲み方です。日本では、ブラックで飲んでいたり、ゆっくりと飲むという点が違いますね。
だからと言って、それが間違いだとは思いません。美味しく飲むことができれば、本場イタリアの飲み方を真似する必要もないでしょう。
仕事とエスプレッソ
では、仕事中のエスプレッソはどんな飲み方が最適でしょうか？
そもそも、社内にエスプレッソマシンがなければ飲むことは難しくなるので、ない場合は休憩時間や昼食後に喫茶店で飲むという楽しみ方ができると思います。
社内にエスプレッソマシンがあれば、濃さと苦さで眠気を覚ますという飲み方や、砂糖をたっぷり入れて、休憩中に飲んで癒されるという飲み方もできると思います。
ただし、カフェイン量はエスプレッソよりも、ドリップコーヒーの方が多く含まれるので、カフェインの効果を期待する場合は、ドリップコーヒーを飲むと良いでしょう。
それでは、たまにはエスプレッソでコーヒーブレイクを！
