コーヒー以外にもカフェインは含まれている
コーヒーにはカフェインが多く含まれていますが、他の飲み物にも含まれています。
カフェインを含む飲み物
- コーヒー
- 玉露
- 抹茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- 緑茶
- 栄養ドリンク
- コーラ
珈琲に含まれるカフェイン量
コーヒー100mlに約50~70mlのカフェインが含まれています。幅があるのは、淹れ方によって変わってくるからです。
この量が多いのか、少ないのかですが、それは1日の摂取目安を知ると分かりやすいと思います。
欧州食品安全機関(EFSA)によると、カフェイン摂取量は1日400ml未満に抑えた方がよいという発表がありました。1杯130ml~150mlのコーヒーを飲んだとして、1日4杯~5杯程度となります。
上記で挙げたカフェインを含む飲み物の中では、コーヒーは玉露に次いで2番目にカフェイン含有量が多くなります。
珈琲の種類によってカフェインの量も変わる
コーヒーの種類とはエスプレッソ、ドリップ珈琲、インスタントコーヒーなどがあります。
最も濃いコーヒーであるエスプレッソが、カフェイン量が一番多くなります。続いてドリップ珈琲、インスタントコーヒーとなります。
しかし、1杯あたりに換算すると、エスプレッソは少量なので、結果としてドリップ珈琲の方が多くなります。
ドリップ珈琲では150mlでカフェイン量が約90~100mlなので、1日4杯までにした方が良いということが分かると思います。
そもそもカフェインって何?
アルカロイドの1種であり、プリン環を持ったキサンチンの誘導体として知られている。
興奮作用を持ち精神刺激薬のひとつ。カフェインは、アデノシン受容体に拮抗することによって
覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す。
と、書かれていますが…難しいですね。
ポイントは「興奮作用」を持ち「精神刺激薬」のひとつというところでしょうか。
精神を刺激する薬ってすごいですね。通りで珈琲を飲むと眠気が覚めるわけです。夜飲むと眠れなくなるわけです。
ちなみにアデノシンとは、簡単に言うと睡眠物質のひとつで、脳の働きを抑えて睡眠へと誘う物質です。
アデノシンが多いと眠気が強くなってくるので、夜だと嬉しいですが、昼間の仕事中にはやっかいな物質になります。それに抵抗してくれるのがカフェインになります。
何はともあれカフェイン摂り過ぎ、コーヒーの飲み過ぎは良くないので、ほどほどに楽しみましょう!