コーヒー豆を酸化から守る袋
コーヒー豆は焙煎とともに劣化していきます。劣化することで香りや風味が失われ、美味しさも感じづらくなっていきます。コーヒーは何が原因で劣化していくのでしょうか?
コーヒー劣化の4大原因
- 酸化
- 高温多湿
- 直射日光
- 水分
この中でも避けて通れないのが酸化です。地球上で生きる全ての生物が老化していくのと同じように、コーヒー豆も酸化していきます。しかし、人間ができるだけ若さを保つように努力をするのと同じで、コーヒーも工夫をすることで酸化のスピードをゆるやかにすることは可能です。
そんな工夫を紹介します。
3つの酸化対策
焙煎してから、いかに酸化を食い止めながらお客さんのもとへ届け、飲んでもらうことができるのか?そのことを考えて当店では3つのことを行っています。
3つの酸化対策
- 受注後焙煎
焙煎後から時間が経過すればするほど酸化は進んでいきます。よって、当店では受注後に焙煎してお届けをしています。作り置きを一切していません。 - アロマキープパックの採用
焙煎したコーヒー豆を入れる袋をいろいろ探して試してみました。その中で最も酸化防止のコーヒー袋に適していると判断した、アロマキープパックを採用しました。 - お届けする袋を2つに分ける
当店では1袋にまとめてコーヒーを入れるのではなく、2袋でお届けしています。その理由の詳細はページ下部をご覧ください。
受注後、焙煎し、その豆をアロマキープパックに詰めて、お客さんのもとへすることで、酸化を出来る限り防いでいます。
アロマキープパックとは
焙煎後の酸化のことを考えたコーヒー専用の袋です。

この袋の背面にあるアロマキープバルブがポイントです。これがコーヒー豆を酸化から守る重要な役割を担ってくれています。
アロマキープパックのメリット
3つのメリット
- 破裂を防ぐ
コーヒー豆は焙煎後に、炭酸ガスを発生させます。密封袋に入れるとそのガスによって袋が膨れ、最悪の場合破裂してしまう可能性があります。アロマキープパックは特殊な加工によって、発生したガスを外に逃がすことができる袋です。 - ガスも酸素も放出し酸化を防止
コーヒー豆は、酸素と自らが発生させるガスで酸化を促進させてしまいます。しかし、アロマキープパックであれば、ガスを外へ放出のと同時に、封入時に入る酸素も一緒に放出するため、酸化による劣化を防止してくれます。 - 外気をシャットアウト
アロマキープバルブにより、外気をシャットアウトしてくれます。つまり外から酸素が袋の中に入ってきて酸化を促進させるのを防ぎます。
これらのメリットにより、酸化のスピードをゆるやかにし、鮮度を保つことが可能になります。
さらに当店では、アロマキープパック2袋でお送りさせていただいています。これも、酸化対策と鮮度を保つための工夫です。
酸化対策で美味しいコーヒーを飲もう!
酸化が進み、劣化してしまうとコーヒーは美味しさを失います。大量販売で安い!という理由で購入しても、飲み終わるのに何ヶ月もかかっていたら、酸化し放題です。飲みきれる量を購入して飲むことが、本当に美味しいコーヒーを楽しむことだと考えています。
よって一番の酸化対策は、コーヒーが美味しく飲める期間である、焙煎後2週間前後までに飲みきれる量だけを購入して飲むことでしょう。
それでは、今日も美味しいコーヒーを飲みましょう!仕事用コーヒーなら当店のコーヒーをどうぞ!
