コーヒーが育つ条件とは
大きく5つの条件が必要になります。
- 雨季と乾季
- 降水量
- 気温
- 日当たり
- 土壌
コーヒー豆は気候と環境の条件が揃わなければ、栽培することが難しくなります。
雨季と乾季があり、年間降水量が1500mm以上あり、年間平均気温が20℃前後、強すぎず弱すぎず適度な日当たり、肥沃な土壌などの条件が必要になります。
このような条件を満たしやすいエリアが、地球の赤道付近になります。赤道から北緯25度、南緯25度の間のエリアです。
コーヒーベルトとは
コーヒーベルトは赤道から北緯25度、南緯25度の間のエリアを呼びます。ちょうど、地球にベルトが巻かれているように見えますね。
主なコーヒー生産国
エチオピア、タンザニア、ベトナム、インドネシア(スマトラ島、ジャワ島)、パプアニューギニア、ハワイ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ジャマイカ、コスタリカ、ドミニカ、コロンビア、ペルー、ブラジルなど
日本でのコーヒー栽培
残念ながら、日本本土はコーヒーベルトの中にありません。が、沖縄や小笠原諸島はコーヒーベルト付近に位置するため、小規模ながらコーヒーが栽培されています。しかし台風の影響もあり、大規模な栽培は難しいようです。
地球温暖化による影響
コーヒーが栽培できる条件は、先に説明したように適切な環境と気候が大切です。しかし、ここ最近の異常気象や地球温暖化により、収穫量が減り、手に入りづらくなってしまう可能性もあります。…そうなったら悲しいですよね。珈琲が高級な飲み物になり、滅多に飲めなくなるなんてことも。
最悪、将来的にコーヒーが飲めなくなる日が来る可能性もあります。地球の環境問題は大きなことですが、温暖化対策として個人ができることはやっていきたいですね。
それでは、温暖化対策のためコーヒーを淹れた後、使っていないコンセントを抜きましょう!