【コーヒーの味】あなたに合ったコーヒーの味の探し方

あなたに合ったコーヒーの味の探し方 コーヒーの味

喫茶店での失敗

喫茶店でコーヒーを注文したら「苦過ぎて飲めなかった」「酸っぱ過ぎて飲めなかった」経験ってありませんか?

実は、2つのポイントを抑えておくだけで、そのような失敗を減らすことができます。

  1. コーヒーの焙煎度合い
  2. 豆の種類

これを知っておくことで、失敗しないコーヒー選びをすることができます。この記事では、あなたに合ったコーヒーの味の探し方について紹介します。それによって、喫茶店での失敗も減らすことができますよ。

酸味と苦味から探す

コーヒーを飲むと「酸味」が強いか弱いか、「苦味」が強いか弱いかは誰でも簡単に分かります。

また、味の好みも「酸味」と「苦味」で分けることができるので、自分に合ったコーヒーの味を探す際は、この2つの味覚を基準にすると良いでしょう。

まずは大まかに酸味が好きか、苦味が好きか、またはどちらもバランスが良いほうが好きかで探します。

酸味が好きな場合

選ぶ銘柄

モカ、キリマンジャロ

焙煎度合い

ミディアムロースト(強い酸味が欲しい場合はシナモンロースト)

注文の仕方

コーヒー豆を注文する際は「キリマンジャロをミディアムロースト(浅煎り)」のように豆と焙煎度合いを指定して注文する。

喫茶店などでは「キリマンジャロやモカ」を注文すると、酸味がある場合が多い。お店によって焙煎度合いや挽き方は異なるので、自分に合ったお店を探すことも大切。

苦味が好きな場合

選ぶ銘柄

グアテマラ、マンデリン

焙煎度合い

フルシティロースト(強い苦味が欲しいときはフレンチロースト)

注文の仕方

コーヒー豆を注文する際は「グアテマラをフルシティロースト(深煎り)」のように豆と焙煎度合いを指定して注文する。

喫茶店などでは「グアテマラやマンデリン」を注文すると、苦味があるコーヒーが提供されることが多い。こちらもお店によっては焙煎や挽き方が異なるので味も異なる。

酸味と苦味のバランスを取りたい場合

選ぶ銘柄

コロンビア、ブラジル

焙煎度合い

ハイロースト(酸味を強くするならミディアムロースト、苦味を強くするならシティロースト)

注文の仕方

コーヒー豆を注文する際は「コロンビア産のコーヒー豆をハイロースト(中煎り)」のように豆と焙煎度合いを指定して注文する。

喫茶店などでは「コロンビア産やブラジル産」を注文すると、苦味と酸味のバランスが取れたコーヒーが提供されることが多い。こちらもお店によっては焙煎や挽き方が異なるので味も異なる。

苦味と酸味どちらが好きなのか分からない場合

好みの味を見つける4ステップ

  1. 基準の味を見つける
    コロンビア産やブラジル産のコーヒー豆をシティローストで飲んでみると良いでしょう。それを基準の味とします。
  2. 足りない味を見つける
    もっと苦味がほしいのか?それとも酸味がほしいのか?好みの方を選びます。
  3. 焙煎度合いを変える
    もし、苦味が欲しいとなった場合は焙煎度合いを「シティロースト」から「フルシティロースト」「フレンチロースト」「イタリアンロースト」と段階を上げて飲んでみて好みの苦さを見つけます。
  4. 豆を変えてみる
    コロンビア産やブラジル産の豆から「グアテマラやマンデリン」に変えてみます。

このように、自分の好みの味を絞っていくことで、好きなコーヒーの味が見つかり、いつでもどこでも美味しいコーヒーが飲めるようになります。

コーヒーの焙煎度合いと豆の種類について理解しておくと「苦いコーヒーが好きなのに、注文したら酸味が強くて飲めなかった」ような失敗を減らすことができますよ。