喫茶店での失敗
喫茶店でコーヒーを注文したら「苦過ぎて飲めなかった」「酸っぱ過ぎて飲めなかった」経験ってありませんか?
実は、2つのポイントを抑えておくだけで、そのような失敗を減らすことができます。
- コーヒーの焙煎度合い
- 豆の種類
これを知っておくことで、失敗しないコーヒー選びをすることができます。この記事では、あなたに合ったコーヒーの味の探し方について紹介します。それによって、喫茶店での失敗も減らすことができますよ。
酸味と苦味から探す
コーヒーを飲むと「酸味」が強いか弱いか、「苦味」が強いか弱いかは誰でも簡単に分かります。
また、味の好みも「酸味」と「苦味」で分けることができるので、自分に合ったコーヒーの味を探す際は、この2つの味覚を基準にすると良いでしょう。
まずは大まかに酸味が好きか、苦味が好きか、またはどちらもバランスが良いほうが好きかで探します。
酸味が好きな場合
選ぶ銘柄
モカ、キリマンジャロ
焙煎度合い
ミディアムロースト(強い酸味が欲しい場合はシナモンロースト)
注文の仕方
コーヒー豆を注文する際は「キリマンジャロをミディアムロースト(浅煎り)」のように豆と焙煎度合いを指定して注文する。
喫茶店などでは「キリマンジャロやモカ」を注文すると、酸味がある場合が多い。お店によって焙煎度合いや挽き方は異なるので、自分に合ったお店を探すことも大切。
苦味が好きな場合
選ぶ銘柄
グアテマラ、マンデリン
焙煎度合い
フルシティロースト(強い苦味が欲しいときはフレンチロースト)
注文の仕方
コーヒー豆を注文する際は「グアテマラをフルシティロースト(深煎り)」のように豆と焙煎度合いを指定して注文する。
喫茶店などでは「グアテマラやマンデリン」を注文すると、苦味があるコーヒーが提供されることが多い。こちらもお店によっては焙煎や挽き方が異なるので味も異なる。
酸味と苦味のバランスを取りたい場合
選ぶ銘柄
コロンビア、ブラジル
焙煎度合い
ハイロースト(酸味を強くするならミディアムロースト、苦味を強くするならシティロースト)
注文の仕方
コーヒー豆を注文する際は「コロンビア産のコーヒー豆をハイロースト(中煎り)」のように豆と焙煎度合いを指定して注文する。
喫茶店などでは「コロンビア産やブラジル産」を注文すると、苦味と酸味のバランスが取れたコーヒーが提供されることが多い。こちらもお店によっては焙煎や挽き方が異なるので味も異なる。
苦味と酸味どちらが好きなのか分からない場合
好みの味を見つける4ステップ
- 基準の味を見つける
コロンビア産やブラジル産のコーヒー豆をシティローストで飲んでみると良いでしょう。それを基準の味とします。 - 足りない味を見つける
もっと苦味がほしいのか?それとも酸味がほしいのか?好みの方を選びます。 - 焙煎度合いを変える
もし、苦味が欲しいとなった場合は焙煎度合いを「シティロースト」から「フルシティロースト」「フレンチロースト」「イタリアンロースト」と段階を上げて飲んでみて好みの苦さを見つけます。 - 豆を変えてみる
コロンビア産やブラジル産の豆から「グアテマラやマンデリン」に変えてみます。
このように、自分の好みの味を絞っていくことで、好きなコーヒーの味が見つかり、いつでもどこでも美味しいコーヒーが飲めるようになります。
コーヒーの焙煎度合いと豆の種類について理解しておくと「苦いコーヒーが好きなのに、注文したら酸味が強くて飲めなかった」ような失敗を減らすことができますよ。