【産地】コロンビア

コロンビアコーヒー コーヒーの産地

世界第三位のコーヒー生産国 コロンビア

南米大陸の北西に位置するコロンビア。太平洋とカリブ海に面している自然豊かな国。

コロンビア

コロンビアの南北に広がる山脈の傾斜面でコーヒーが栽培されている。険しい山の斜面のため、収穫機などが使えず人の手で一粒一粒手摘みして収穫されている。車も入ることができないことから、ロバや馬がコーヒーを運んでいる。

コロンビアコーヒーの主な産地

北部、中部、南部の3つに大きく分けることができる。

  1. 北部(マグダレナ、カサナレ、ノルテ・デ・サンタンデール)
    標高900〜1300mと低めで、高めの気温で栽培されている。柔らかな酸味でコクがあり、チョコレートのような香りが特徴。
  2. 中部(カルダス、キンディオ、アンティオキア、トリマ、リサラルダ、ノルテ・デ・ヴァジェ、クンディナマルカ)
    標高1300〜1700m、 火山灰を多く含む土壌、降雨量も多く、コーヒー栽培に適した環境。 フルーティーなほどよい酸味で、ハーブのような香りが特徴。
  3. 南部(ナリーニョ、カウカ、ウィラ、スール・デ・トリマ)
    標高1800〜2300m、気温が低い土地で栽培されている。キレのある強めの酸味、軽めのボディ感、柑橘系の香りが特徴。

コーヒー豆の加工方法

ウォッシュド製法

ウォッシュド製法とは
乾燥させる前に、水洗いをする製法。

コロンビア産コーヒーの種類

エメラルドマウンテン、コロンビアスプレモ、ピコクリストバル、コロンビアスプレモ、コロンビアマラゴジッペ、コロンビア フィンカモティロン、コロンビア フィンカ ラ コルディジェーラ

コロンビアでのコーヒー栽培

ほとんどがアラビカ種。コロンビアは昼夜の温度差が大きいだけでなく、火山灰を多く含む土壌でコーヒー栽培に適した環境になっている。

上記で説明したように、大きく3つの地域でコーヒーが栽培されている。

コロンビアコーヒーの味

甘みがあり、やわらかな苦味と、抑えられた酸味で非常に飲みやすい。

店長の感想

コーヒー初心者はまずはコロンビアのコーヒーから。と言われるくらい、飲みやすいコーヒーですね。苦味と酸味が強くないのが特徴です。

ただし、北部、中部、南部によって、コーヒーの味は変わってきます。が、喫茶店などでよく見られるコロンビア産コーヒーは多くが飲みやすく淹れられています。

私がオススメするのは、はやり「エメラルドマウンテン」。コロンビアコーヒーの豆の中でわずか3%しかないので、コロンビア最高級のコーヒー豆とされています。焙煎したての甘い香りはたまりません。ミディアムローストで焙煎し飲むと、柔らかい酸味を楽しめ、シティーローストで焙煎し飲むと、酸味が抑えられ、コクと苦味を楽しむことができます。