珈琲豆の挽き方とオススメの抽出法

コーヒーの挽き方 コーヒーの挽き方

コーヒー豆の3つの挽き具合

  1. 粗挽き
  2. 中挽き
  3. 細挽き

コーヒーの挽き方が粗いほど豆の成分が抽出されにくくなります。その代わり雑味(えぐみなど)は出にくくなる。苦味も出にくくなりますが、酸味が出やすくなります。

細かく挽けば挽くほど、豆の成分が抽出されやすくなります。味は濃くなりますが、雑味も出やすくなります。苦味も出やすくなりますが、酸味が抑えられます。

雑味を抑える工夫
細かく挽いた場合は、ドリップの際に、手早く淹れると良い。
粗挽き=苦味は弱く、酸味が強い。さっぱりしたコーヒー。

細挽き=苦味は強く、酸味は弱い。濃いコーヒー。

これを知っておくと、挽き方で自分の好みの味に調整がしやすくなります。

コーヒーの6つの挽き具合

コーヒーの挽き具合はさらに細かく分けることができます。

  1. 粗挽き
  2. 中粗挽き
  3. 中挽き
  4. 中細引き
  5. 細引き
  6. 極細引き

コーヒーミルやグラインダーによってはさらに細かく挽き具合を調整できます。

1.粗挽き

オススメの抽出方法

フレンチプレスやネルドリップ

抽出に時間がかかるので、お湯につけて抽出するフレンチプレスに適している。雑味が出にくく、苦味も抑えられる。

 

2.中粗挽き

オススメの抽出方法

ペーパードリップ、コーヒーメーカー、サイフォン、ネルドリップ

多くの抽出器具に適している。苦味より酸味が出やすくなる。

 

3.中挽き

オススメの抽出方法

ペーパードリップ、コーヒーメーカー、サイフォン、ネルドリップ

多くの抽出器具に適している。苦味と酸味のバランスがよく抽出される。

 

4.中細引き

オススメの抽出方法

ペーパードリップ、コーヒーメーカー、サイフォン

濃いめコーヒーが飲みたい際に最適。酸味より苦味が出やすくなる。

 

5.細挽き

オススメの抽出方法

ペーパードリップ、サイフォン、水出し

コーヒーの成分が抽出されやすく、味が濃くなる。水出しコーヒーを作るのにも適している。苦味も抽出されやすくなるが、雑味も出やすくなる。

 

6.極細挽き

オススメの抽出方法

エスプレッソマシーン

パウダー状に近く、濃厚なコーヒーが抽出できる。エスプレッソに最適。味が非常に濃い。